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016年09月30日 熊本日記 No2 甲斐様邸

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”” 最高の仲間達 そして 熊本で出会った人達の為に シェア希望です ”” 
 
 
 こんにちは 先日から多くのシェアやコメントありがとうございます。
 
 
それ以外にも 応援メッセージや差し入れをくれたりなど 心から感謝するとともに うちのバカどもも心から喜んでいます。
 
 
それでは 二件目の物件が終了したので 書き残しておきます。
 
 
” 熊本日記 No2 甲斐様邸 ”
 
 
二件目となる 熊本市北区にある 甲斐様邸は木造二階建ての住宅でした。
 
 
おじいちゃんおばあちゃんの二人で住んでいました。
 
 
おじいちゃんは重度の認知症で おばあちゃんが世話をしながらの生活。
 
 
4月14日  21:26 
 
 
おじいさんが休まれ やっと一息つく所での あの地震だったそうです。
 
 
幸いにも すぐに避難したおかげで 大きなけがもなかったそうです。
 
 
避難所生活が始まり 早5か月 やっと解体工事の順番が回ってきたと 
 
 
おばあちゃんはとても感謝してくれました。
 
 
おじいちゃんは 地震があった事を覚えておらず 時折 うちの連中に 「 どうして壊すの? 」 と 聞いてきた。
 
 
彼らが 一瞬戸惑うのを見て おばあちゃんが説明してくれていたそうです。
 
 
おばあちゃんが説明をすると おじいちゃんは笑顔で
 
「 そうか ありがとう ありがとうな 」 と うちの連中に声を掛けてくれました。
 
 
打合せの時
 
 
近所の人たちも出てきてくれて 
 
 
「 よろしくお願いします。 」
 
「 困ったことがあったら何でも言ってください 」 など
 
 
あいも変わらず 温かい気持ちで迎え入れてくれました。
 


 
以前も書いたように クレームがつきものの仕事をやっている僕たちにとっては 戸惑い以外の何物でもありません。
 
 
” 一軒目の 龍田のおばあちゃんの近くだけかな? ” なんてことを心の片隅に持っていた僕らにとっては。
 
 
僕は 今日までの10数年間 親方として人として男として
 
 
色んなわけありの人間を抱え 半ば一方的に教育をしてきました。
 
 
どんなに素晴らしい言葉を言うよりも 見ず知らずの人たちから 感謝という形で 協力してもらえることが なによりの成長の糧になる事を つくづく実感してます。
 
 
工事が始まり
 
 
トラックを止める場所が近くにないので相談していると
 
 
「 うちの駐車場に停めていいよ 私らの車はパーキングにでも停めるから 」
 
 
何てことは 近所のすべての人たちに言ってもらいました。
 
 
運転手の角さんは 
 
 
「 社長 こんな風に言ってもらいましたよ! ありえんですよね! 」 と嬉しそうに話してくれました。
 
 
僕たちは基本 10:00 12:00 15:00に休憩を取ります。
 
 
体を休める事もそうですが 休憩後からの仕事の段取りをみんなで共有する為です。
 
 
にも関わらず あいつらは 休憩ごとに近所の人たちの所に行き
 
 
合言葉である 「 僕たちに何かできる事はないですか? 」
 
 
この言葉を言うチャンスを探していました。
 
 
なぜ その合言葉を言う事がチャンスなのか?
 
 
それは 彼らの目的が ” 熊本の人たちの役に立つ事 ” だからです。
 
 
僕は彼らに 伝説を作ってこい と言っただけ。
 
 
彼らが受け取った 伝説の作り方 それは
 
 
” 少しでも 人の役に立ち続ける事 立とうとする事 ” でした
 
 
たった数日で ある中の人間が酒を飲むことをやめ
 
 
たった数日で シャブ中の人間が 覚せい剤をやめ
 
 
たった数日で 親を恨んでいた小僧が親に連絡を取り
 
 
たった数日で 「 もう一か月僕はこっちにいます 」 と言う。
 
 
熊本に入り
 
 
「 酒は飲むなよ シャブは打つなよ 親に感謝しろよ 」 なんて 僕は一言も言っていません。
 
 
今年いっっぱいで 氷室建設を卒業する 僕の相棒 津留は
 
 
本当に残り少ない期間を 熊本で使いたいと言う。
 
 
それらすべては 熊本で出会った人 すべての人たちのおかげです。
 
 
おかしくないですか?
 
 
本来 僕達よりも多くの苦しみを抱えているのに 人に優しく思いやりを持って接する。
 
 
彼らは いったいどれだけ多くの事を学んでいるのか?
 
 
セミナーや勉強会 何回行っても 悩んでいる人はいるのに
 
 
親や身内 仲間や家族 色んな人が 多くの言葉をかけてきたのに
 
 
彼らは 誰に言われることなく 自分たちの役割をしっかりと捉え 日々 人として生きてます。
 
 
僕の言う格好良いとは こういう事です。
 
 
古くさかろうがなんだろうが 人が人を思いやれなくなったら もう終わりです。
 
 
熊本には今 多くの思いやりが集まっています。
 
 
そんな中の 少しでも経験させてもらえることが本当にありがたいと日々感じています。
 
 
この二件目の甲斐様邸が工事完了するまでの四日間
 
 
じいちゃんばあちゃんは 車で30分かけて 休憩の度に ジュースやおかしを持って 現場に足を運んでくれました。
 
 
「 ありがとう ありがとう 」 と言ってくれるばあちゃん
 
 
認知症で 解体する理由さえも覚えていのに いつも笑顔で接してくれるおじいちゃん
 
 
彼らの中には ある思いがどんどん膨らんでいきました。
 
 
その想いは
 
 
” この二人に何かしてあげたい ” 
 
 
彼らは 打合せの時に おばあちゃんがポロっと言った一言を聞き逃していませんでした。
 
 
「 出来れば 家の中の柱を一本で良いから残してほしい 」
 
 
震災被害にあい 雨ざらしになり 到底使える物がないなか
 
 
彼らは ある一本の柱を 手ではずし シートでくるみ 残していました。
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それは じいちゃんばあちゃんが 最も愛している
 
 
孫たちの身長の記録をしてある柱。
 

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彼らは その柱をおばあちゃんの車にのせました。
 
 
おばあちゃんは 相も変わらず僕たちを気遣って
 
 
「 ありがとう 大変じゃなかった? 」 と言います。
 
 
どうしてそうなるのか? 
 
 
これが名古屋だったら 残してほしいものを残して当たり前
 
 
熊本だったら 感謝と気遣いに変わる。
 
 
状況が変われば こんなにも変わるものなのか?
 
 
やっぱり人は
 
 
苦しみを知って 労りを学ぶ。
 
 
苦労とは そういう事なのか?と 感じています。
 
 
本当に気付き 学びの連続です。
 
 
僕には 目に浮かんでいる光景があります。
 
 
その光景は 彼らが帰ってくるとき 
 
 
背筋を伸ばし 思いっきり笑顔で 胸を張っている姿。
 
 
それは 自分たちでも人の役に立つ という事を感じ得たからこその姿と 僕は確信しています。
 
 
現場が終わり 後から 聞いた話があります。
 
 
元請の 株式会社 宝建設の担当者が 工事前の打合せの時 おばあちゃんに
 
 
「 ばあちゃん この業者にあたったのは 運が良いよ 」 と言ってくれていたそうです。
 
 
たった一件終わっただけなのに 次の現場の打合せで言ってくれた言葉。
 
 
現場から現場へ 重機を運ぶ業者からは
 
 
甲斐様邸の最終の引き上げの時に
 
 
「 お前ら化け物か! こんなに早く綺麗で 周りの人に対応する解体屋見たことないぞ! うちも九州では手広くやってるけど
 
お前らは 九州一だ! 」
 
 
一軒目で伝説の幕開けとなり 二件目で 九州一と言われる。
 
 
テレビに出るわけでも 雑誌や新聞で取りたてられるわけでもない
 
 
でも 彼らは嬉しそうに僕に話してくる。
 
 
僕にとっては それが 何よりのご褒美です。
 
 
これから 何百件と解体していく中で どんなドラマが生まれるのか 楽しみでしょうがない。
 
 
どうか これからも応援してあげてください。
 
 
ここまでの長文ありがとうございました。
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 追伸です。
 
 
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