””　最高の仲間達　そして　熊本で出会った人達の為に　シェア希望です　””　

おはようございます。　毎回毎回多くのシェアや賞賛の声感謝します。

　こんにちは　前回のアップからだいぶ時間が経ってしまいました。　

「　何かあったのか？　」　と心配してくれた方々へ　ありがとうございます。

その方たちには直接伝えましたが　　会社の慰安旅行があったので　時間が掛かりました。

それだけの理由なので　ご心配なく。

では　記念すべき　四件目となる　北嶋様邸の記録となります。

以前にも書いておいたんですが　このブログやフェイスブックをyoutubeにアップしています。

文字が読みにくかったりしたときは　そっちで見てください。

https://www.youtube.com/channel/UCrycqMW9j6ggqPKc1OstPNA

　今回も同じ熊本市内　北区にある住宅の解体でした。

今回は　解体物件としては今までと同じ木造の住宅だったのですが　今までにないケースでした。　住んでいた方と持ち主様が違う　つまり　借家でした。　

なので　家の中の物の片づけなどは　北島様。　そして　建物に関することに関しては　大家様。　

という　わりと特殊なケースだったので　その二人とうちの人間との打ち合わせから始まりました。

いつもは津留が打合せに行っているのですが　その日は津留の都合が悪く　角さん勇太郎がやることになりました。

僕たちが今行っている解体工事は　公費解体という工事に属します。

字のごとく　公費で行う解体工事。　なので　建物の解体に関する事は自治体。

それ以外は　　持ち主もしくは借主負担となります。

北島様邸の中には　農機具やタイヤなどの　僕達で言う残材が残っていました。

これは　建物に関するものではないので　公費で賄える部分ではありません。

なので　借主負担となります。　

僕たちは　何の為に熊本に行っているのか？を常に意識している中で　それを先頭に立ってやっていた津留がいないなか　彼らがどうするのか？　見物でした。

彼らは　借主さんである北島さんとの話で　勝手に氷室建設持ちで処分すると言う話をしました。

その事を僕は　彼らからの連絡という形で知る事はありませんでした。

今日　この北島様邸の記事を書こうと思い　聞き取りをしたときに初めて聞きました。

言うまでもなく　”　熊本で出会った人たちの為　”　でした。

慰安旅行でも熊本に行き　ボランティアをし　益城町で祭りの手伝いをやり　阿蘇でも噴火の中　出来るお手伝いをする。

僕は　伝える事よりも　伝わる事の方が圧倒的に大切な事を知ってます。

でも　大事さはわかっていても　それを　”　大事な事なんだ　”　と思ってもらう事は本当に難しい。

今回の事で　彼らにいかに　大切なことが伝わっているのかがよくわかりました。

本当に大事な事です。

今　うちの若い衆は　人として本当に大切な事をたくさん学んでいます。

そしてその学んだ大切な事を　行動することによって　いかに人生に意味を成すか？

その経験が　彼らの今後の人生にいかに活かされるのか？

それを考えるだけでも　どれだけ　有難い経験をさせてもらっているかを常に感じてます。

そんな中　その活かされている　影響の輪が　こんなところにまで響くのか！？

という　出来事があったので　紹介しておきます。

津留には　三人の子がいます。　

長女が　セラ　長男が　ライ　そして次男が　ロイ

一家の大黒柱であるお父さんが　ずっと家にいない中　セラちゃんには大切なことが伝わっていました。

津留は今　愛知県の阿久比市に住んでいます。　

もともとは　名古屋市内に住んでいました。

引っ越した理由の一つに　セラちゃんが　小学校でいじめにあっていた。という理由がありました。

会えば分るんですが　とても明るく　気の利く　津留夫妻の良い所だけをとって生まれてきたような　本当にかわいい子です。

そんなセラちゃんが　いじめにあっていたなんて　僕が初めてその事を聞いたときは　自分の耳も　津留の言葉も疑いました。

でもかなしいかな　紛れもない事実でした。

そんな中　熊本で頑張っている　津留に一枚の写メが送られてきました。

セラちゃんからが　ある事を発表したその原文でした。

僕はその手紙を見せてもらった時に　津留がどれだけ嬉しかったか？

それを思うと　胸が熱くなります。

その原文を　写真と共に　書き写しておきます。

””　私が　生徒会役員に立候補した　津留星来です。　

私が立候補した理由は二つあります。

一つ目はお父さんの存在です。　私のお父さんは今仕事で熊本に行っています。

熊本で地震が起き家が壊れるなどの被害にあった人達を助けています。

父は私の憧れです。

そんな父のように私も人の役に立つことをしたいと思ったからです。

二つ目はいじめの経験です。

私は前の学校でいじめにあいました。　私の様な想いをする人がいないように

もっと仲がいい学校になるといいなと思ったからです。

私が役員になったら　いじめのない中がいい学校にするために

思いやりのクローバーを今よりもっと増やしていきたいです。　

そうすることでみんなが一人の役に立ち　「　ありがとう　」　という気持ちが

広がると思います。

今より仲が深くなり　学校が楽しくなると思います。

みんなのために精一杯頑張るのでよろしくお願いします。　””

泣ける２ちゃんねる　みたいになってますが　紛れもない事実です。

セラちゃんにとって　この立候補することがどれだけ勇気のいる事だったか？

いじめの話をすることが　どれだけ勇気のいることだったか？

彼女の発表で　きっと自分たちを責めていた津留夫妻がどれだけ救われたか？

これだけでも　この熊本日記を続けてきた価値や意味があります。

伝えるよりも　伝わる事の大きさがよくわかります。

津留の仕事ぶり　そしてその姿勢　生き方。

ちゃんと　伝わっていました。

僕達もセラちゃんから　学びました。

”　思いやりのクローバーを増やす　”　

角さんたちの　片づけの事もそうだけど　人が人を思いやる事の価値や意味。

気づき　学びの連続です。

本当に熊本に関われる僕たちは幸せ者だと思います。

話は変わりますが　慰安旅行で益城町に行きました。

バスを降り　全員に自由時間を与え　好きな様に歩いてこい。と伝えました。

一つだけ　ルールを伝えました。

”　僕たちに何かできる事はありますか？　”　

このチーム熊本の合言葉を　名古屋チームにも伝え　彼らはそれを実践しました。

道の整備をしたり　片づけの手伝いをしたり　お祭りの準備の手伝いなどをしていました。

そして　慰安旅行最終日

工事部のリーダーである　カンペイに聞きました。　

「　益城見て　どうだった？　何を思った？　」

彼は

「　早く解体してあげたいですね　」　とさらっと言いました。

僕には　慰安旅行を熊本にする理由がありました。　

それは　僕たちの仕事でも　役に立っているんだ。　という事を感じてもらう事。

今まで　海外などに　旅行に行ってきたけど

僕は　正直　始めて意味のある旅行になったと感じています。

いっぱい遊ぶのも良い　いっぱい思い出を作るのも良い　でも

自分たちが生きる意味や　自分たちの仕事の価値を感じれるという事

感じさせてもらえるという事は　なかなか簡単じゃない。

そんな難しい事でさえも　さらっと感じさせてもらえる熊本にまたまた感謝。

旅行中　熊本でお世話になったみなさん。

本当にありがとうございました。

ここからは　毎度の追伸です。

熊本で　まかないさん　写真や書類の管理事務　

それと　自分のまわりにいる　”　困ったチャン　”　を　何とかしたい。　など

そういった　人員を募集しています。

何かあてなどがある人は　遠慮なく連絡をお待ちしています。

株式会社　氷室建設　052-938-8791

・　氷室建設のyoutubeチャンネルを作りました。
このフェイスブックの記事やブログの記事を　うちの奴が動画にしてくれたり　現場で撮った写真や動画もアップしていきます。
お時間ある時に　見てあげてください。