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熊本日記 No1 高田様邸

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”” 最高の仲間の為に シェア希望です ””
 

” 熊本日記 No1 高田様邸 ”

 こんにちは 
 
 
9月14日 ” 氷室建設の記念日 ” というタイトルで記事をアップしました。 
 
 
読んでくれた人はわかると思いますが 被災地 熊本に出発した日となります。
 
 
これから 僕たちが解体工事をする中で起きた出来事や その中での学び 気付きを ” 熊本日記 ” というタイトルでアップしていこうと思います。
 
 
言うまでもなく 最初に書いたように
 
 
” 最高の仲間の為 ” つまり うちの若い衆の為に。です
 
 
どんな出来事が起きて 何を学び気付くのかはわからないけど
 
 
この被災地だからこそ学びえる事がきっとある。
 
 
その学びを氷室建設 氷室グループ そして
 
 
僕とつながりのある人たちと共有したいし 何よりも
 
 
うちの最高に格好良い若い衆の経験や成長を知って欲しくて
 
 
一物件ごとに アップしていきます。
 
 
解体屋のイメージを変える 彼らと共に伝説を作る。
 
 
そして 何よりも 熊本の人たちに 感謝を伝える。
 
 
その為にも シェアしてもらえるとありがたいと思います。
 
 
今日の記事は 超長文になりますが 是非読んでほしいと思います。 よろしくお願いします。
 
 

 
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出発から二日後の二日後の9月16日 いよいよ記念すべき一件目の工事が着工となりました。
 
 
木造平屋建ての住宅 築90年 建物は歪み 屋根は穴だらけ そして 震災の日のまま 家財道具は置いてある状態でした。
 
 
当然 雨が家の中に降り注ぎ 家財道具や生活用品はとても使える状態ではなく 素人が足を踏み入れるととても危険な状態でした。
 
 
① 予想外の反応
 
 
僕達 氷室建設は 当然の事ですが 工事前にあいさつ回りをします。
 
 
騒音 振動 埃 僕達解体屋とは切っても切れない 近隣の人たちからしたら 迷惑以外の何物でもない物から出る影響を事前に知ってもらう事で 少しでも緩和する為です。
 
 
本来は元請さんがすることとなるのですが 震災工事という事もあって 僕たちがする事にしました。

 
一件一件挨拶に行くと 予想外の反応でした。
 
 解体する物件とはなんにも関わりがないのに

「 ようやく来てくれたか! ありがとう! 」
  
  
「 よろしくお願いします 」
 
 
と 本来なら 言い方は悪いけど 嫌な顔をされ つっけんどんな対応をされることが常なのに 
 
 
近隣の方々は こんな対応をしてくれました。
 
 
僕たちは この対応にビックリした と同時に
 
 
解体工事というものが 本当に必要とされているんだという事に言い方は悪いけど とても有難い気持ちになりました。
 
 
② 合言葉
 
 
僕たちは この震災地での工事をするにあたって ある一つの合言葉を作りました。
 
 
それを現場で決めた瞬間 向かいのおばあちゃんが家から出てきました。
 
 
さっきも書いたように 近所の方々や通りすがる人 そのほとんどの人たちが すれ違いざまに
 
 
「 ご苦労様 」 「 お疲れ様 ありがとうね 」 など声を掛けてくれます。
 
 
おばあちゃんも 僕と目が合うと 他の人と同じように
 
 
「 ご苦労様です 大変ですねぇ 」 と声を掛けてくれました。
 
 
僕は 返事をし こちらこそご迷惑をお掛けします と伝え
 
 
おばあちゃんがその場を去ろうとしたときに 合言葉を発しました。 それは
 
 
「 おばあちゃん 僕たちに出来る事があったら何なりと言ってくださいね。 」
 
 
一緒に行っている 津留忠義 角さん ブー 勇太郎 全員が見ていました。
 
 
僕たちは 一体 ” 何の為に熊本に来たのか? ”
 
 
もちろん 解体屋としては 解体することで利益を出すため。
 
 
そして 一人の人間としては 何の為なのか?
 
 
それを 具体的な行動にするための合言葉
 
 
””” 出来る事があったら言ってください ””” 
 
 
そうです 僕たち氷室建設の熊本にかかわる人間すべての何の為は
 
 
” 熊本の人たちのため ” 
 
 
社会不適合者 つまり 前科者や薬物中毒 アルコール中毒や引きこもりニート 親から見放された子や 行き場のない天涯孤独な人たち
 
 
そんな人間の集合体である 僕達でも 一人の人間として
 
 
困ってる人を見捨てるような 生き方はしたくない。
 
 
義を見てせざるは勇無きなり
 
 
僕の座右の銘です。
 
 
僕の座右の銘だけど 人間として誰もが持っている良心です。
 
 
それを 行動を通して 現実のものとする為にこの合言葉を決めました。
 
 
そして 着工から三日後の日曜日。
 
 
彼らは 朝の10:00から 施主さんの引越しのお手伝いに行っていました。
 
 
それが終わった昼からは 阿蘇に行き ボランティア団体の人たちに 自分たちに出来る事はないか?と聞き込みに回っていました。
 
 
すべて 自主的にです。
 
 
僕は 彼らに ” 伝説を作ってこい ” と言っただけ
 
 
彼らがやっている事は 誰にでもできる簡単な事を行動しているだけ。
 
 
でも 僕は 心から感動しました。
 
 
” どうせ俺なんて ” 心の中から出てくるその囁きに耳を貸すことなく 誰にでもできる事を 誰よりも一生懸命にやろうとする。
 
 
簡単そうで難しい事。
 
 
僕は この日曜日の話を聞いたときに確信しました。
 
 
” あぁ こいつら絶対 伝説作ってくるわ ”
 
 
③ 思い出のハーモニカ
 
 
着工日の日 実は施主さんの娘さんから あるお願いをされていました。 
 
 
「 私が小さい頃 おばあちゃん(施主さん)がよく弾いてくれたハーモニカが どっかにあるっておばあちゃんがずっと言ってるから もしあったら 取っといてもらえますか? 」
 
 
僕たちは 工事中 蓋という蓋 扉という扉 引きだしという引き出し すべてを探りながら そのハーモニカを探していました。
 
 
どれだけ探しても 出てきませんでした。
 
 
彼らは 出てこなかったという事実を伝えるのがあまりにも忍びないので 頼まれてもいないのに 写真を残したり アルバムや思い出の品になりそうなものを 残していました。
 
 
そして 着工から四日後の朝9:00
 
 
最後の一室を解体する直前
 
 
熊本に視察を兼ねて 手伝いに来ている僕の連れの 笹岡 義彰 (Yoshiaki Sasaoka)が 大きな声で叫んだそうです。
 
 
「 あった! 」 
 
 
その瞬間の事を津留に聞いたら 津留も ” もしかして! ” と思ったそうです。
 
 
 最後まであきらめることなく探し続けた結果出てきた おばあちゃんのハーモニカ。
 
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彼らは このハーモニカを探すために 完了までの日数を丸一日伸ばして探していました。
 
 
工事を一日伸ばすと ざくっと15万円位余分にかかります。
 
 
それでも 現場責任者の津留は 自分の判断で あるかどうかもわからないそのハーモニカを探し続けました。
 
 
彼らは そのハーモニカをどうするか? 無い頭を絞っていたそうです。
 
 
津留がふと携帯を見ると 画面には敬老の日。
 
 
サプライズ好きの彼らは すぐさま花屋さんに走ったそうです。
 
 
そして 花屋さんに行き ” 健康 とか 長生き ” などの花言葉を持つ花を買い 店を出ようとしたとき
 
 
店主から 声を掛けられたそうです。
 
 
「 どこから来てるの? 」 当然です。 
 
 
名古屋弁丸出しの彼らを熊本の人が聞いたら 一発で県外の人間だとわかります。
 
 
彼らは 事情を説明しました。
 
 
すると その店主さんは ポロポロと涙を流していた。
 
 
「 そんな解体屋さん見たの初めて 熊本に来てくれてありがとう 」
 
 
伝説の幕開けです。
 
 
彼らは 現場に戻り 娘さんにことわけを説明し おばあちゃんに玄関まで出てきてもらいました。
 
 
思い出のハーモニカ 一人一人が 一輪の花を渡す。
 
 
バカばっかりなんで 気の利いた言葉は言えないけど
 
 
彼らなりに 一生懸命に頑張りました。
 
 
「 家が壊れるのを見たくない 」 というおばあちゃんに。
 
 
おばあちゃんは その花とハーモニカを見た瞬間に泣いていました。
 
 
「 ありがとう ありがとう 本当にありがとう 」
 
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④ まとめ
  
 
長くなりましたが これが記念すべき一件目です。
 
 
この一連の出来事の写真と 動画を残しておきます。
 
 
youtubeにも ” 熊本日記 ” というタイトルでこれから残していこうと思ってます。
 
 
この敬老の日 
 
 
工事の進捗を聞こうと 何気なしに津留に電話しました。
 
 
僕は 今書いた事を津留から 事細かく聞きました。
 
 
僕は彼に言いました。
 
 
「 お前ら 恰好良いなぁ お前ら本当に最高だわ 」
 
 
僕は その時その時の彼らの表情や気持ちを考えると涙が出てきました。
 
 
” なんて 恰好良いんだこいつらは ” 
 
 
最高の滑り出し そして 最高の若い衆です。
 
 
散々 さげずまれ 散々 人様に迷惑を掛けてきた。
 
 
でも 自分を諦めなかった彼らだからこそ 出来る事
 
 
人を想い 人を労り 人の為に動くこと。
 
 
本当に 伝説の幕開けです。
 
 
これからの氷室建設 
 
 
これからの 最高の若い衆を どうか応援してあげてください。
 
 
社会不適合者と言われてきた彼らが
 
 
社会適合者になっていくその生き様を。
 
 
ここまでの 超長文 ありがとうございました。

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